~蓄電池について検討・調査~
- 2019/04/30
- 10:07
次に蓄電池です。
まず、蓄電池の聞いているメリットですが、
夜間電力使用による電力負荷の低減&その電気代差還元、非常時の電力供給とのことでした。
夜間電力使用についてですが、必要上前提として、電気料金を夜間安い、昼間高い、朝・夕は普通という電気プランが必要になります。東京だと、「スマートライフプラン」という電気プランでしょう。
オール電化前提ではありますが、これが効果をを上げるのです。
単純に夜中の安い電気を蓄電池に保存して、朝の電気代が普通の時に安い貯めた電気を使用することで、差額が生まれてそこをメリットとする。というシステムのようです。
高くなる昼間はどうするか?ですが、「太陽光で補う」になります。
なので、雨の日の昼間をどうするかですが、朝残った蓄電池を細々使うという感じでしょうか。
詳しいところは、導入してみないと何とも言えないです。
(この時の状況は情報として無かったです笑)
次は停電時です。
当たり前ですが、停電時に電気は使えませんが、蓄電池に電気が残っていれば、指定したコンセントからの電力供給が可能になるとのことです。
所詮は、5.6kWの容量なので、知れてはいますが、冷蔵庫・「LED」照明・液晶テレビ・携帯電話の充電を設定した場合、16hr近くもいけるそうです。
(パナソニックリチウムイオン蓄電システム冊子より)
ここでも太陽光とのコラボをすることで、さらなる延長が可能になり、夜間は、晴れた日に太陽光を蓄電池にためた電気を消費して、昼間は太陽光→蓄電池に蓄電することで、可能になるそうです。(曇り・雨の日は不明)
聞いてみただけでは、理想に近い良いものに見えますが、大事なのは、
・回収できるか
・金銭的メリットがあるかです。
こちらも冊子からの定価にて算出です。
・蓄電池+パワーステーションで169万円。
他にケーブル、コンバーター、リモコン他でこちらは冊子には個別に書いてあるので、
TOTALは不明です。
これも回収を検討します。
回収に使う計算式はシュミレーションで使われた値になります。
0.3万円/月 =年3.6万円
単純に蓄電池本体のみでの計算で、47年(確定価格169万円÷年効率3.6万円)
100%回収は無理ですね。
蓄電池はメリットをうたうためには、金額的効果より、停電時の不安を低減させる効果が圧倒的ですね。
保証についてですが、システムの瑕疵保証(かひほしょう/初めて聞いた言葉です)は、15年。
蓄電池保証は、10年がベースで、49500円+税を払うと、+5年延長できるようです。
15年保証がついても、経費が定価で、169万×税+部品費+延長保証料×税なので、金銭的メリットはやはり全くないですね。
ただ、平成30年度であれば、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)制度の一部で、補助金が出る可能性があったようです。今回、私たちが買う31年度はその制度があるかどうか不明です。
① 初期実効容量 kWh×3万円 or
② 補助対象経費の1/3 or
③ 30万円
これらのなかで、最小額になったものが、補助金になったようです。
あと、最後に、太陽光&蓄電池システムの総導入費用のイメージが書かれていました。
(総合なので、前ページと足しても値は合わないです/電力量も違うし、セットにすることで、新たなシステム?配線?工事費?が絡んでいると思っていただければ微妙に納得です)
・512万円+税別
蓄電池+パワーステーション 169万円+税、太陽光パネル 292万円+税(247W×20枚の4.94kW)、モニター8万円+税、その他44万円+税(ブレーカー、接続箱、施工など省略)
定価では100%メリット無いですね。
(太陽光1.29万円/月+蓄電池0.3万円/月=1.59万円、512万円/1.59万円=322か月=26.8年)
保証期間を超えた数字のみ&効率悪化は未考慮(太陽光は10年までは考慮済で、それ以降無し&蓄電池も無し前提・・・=無理でしょう)
一方で、過去の記憶が蘇ります・・・
ダイワハウスでは、蓄電池が25万円で導入可能の記憶です。
(25万円÷0.3万円=83か月=6.9年(効率100%時で悪化分は未考慮)
こちらであれば、効率を考慮しても結構保証以内で行けそうな感触は得られそうです。。 というか、80%オフなんて可能なの?無理じゃね?が残っていますが。
それを元に今後のパナソニックホームズとの交渉を進めていきます。
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