~土地の契約~ 土地屋との話の流れを書いていきます
- 2019/05/18
- 10:41
土地契約に向けて、準備したのがお金です。
事前にお金をおろすべく、銀行に行きましたが、定期預金を下ろす際に結果的に、40分もかかりました。
なんと受付をしてからです。
予想以上に時間がかかるので、余裕を持ったほうが良いですね。
当日に土地屋の店舗にいきました。
パナソニックホームズの店長が外で待っていたので、一緒に入りました。
「狭い」が第一印象です。
8畳は無い感じです。
店舗に入ると、机といすがあり、そこに座りましたが、小さいだけあって、そばに別の小さい机があるのですが、
そこに、土地屋のモノと思われるビィトンのバックと、補助の方と思われる、シャネルのバックがありました。 土地屋は景気がいいのですね~。
更に気になったのが、少量ながら音楽が流れています。 知らない歌手でしたが、、。
早速土地屋の担当との人と話をしていきます。
―まずさっそくではありますが、重量事項説明書から説明させていただきます。
知らないことをわかっていて、言っているのか、そこそこの情報を知っている人間に対していっているかというと、完全に前者です。
―今回は土地を購入いただきありがとうございました。
さっそくではありますが、話のほうをさせていただきます。
―まず重要事項説明書についてですが、シンプルにいうと説明書です。
計約20ページにわたり冊子化されています。
―まず、宅地建物取引法に基づいて、これから説明していきます。
業者名、免許書番号などが書かれた表紙があります。
その下のほうには、供託所等に関する説明として、公益社団法人や、法務局などの住所も書いてありました。
全く意味不明です。
そのまま話が続きます。
―今回の土地は、登記簿面積は〇〇m2となっていて、地積測量図は、平成30年に登記されています。
また、登記簿に記録された事項は、現在うちの会社となっています。
―次に都市計画法、建築基準法についてですが、「市街地化区域」で、許可は済んでいます。許可番号は、〇〇~です。
―今回は都市計画制限はありません。
―用途地域としては、第一種中高層住居専用地域となっています。
―建ぺい率の制限は60%となっています。
―容積率の制限は、指定容積率となっていて、200%です。
―建築物の高さ制限は、道路斜線制限、隣地車線制限、日影制限があります。
―ここの市は緑地化条例があり、緑地が必要になります。
―法令は、景観法があります。
それ以降は斜線の項目で、一つ一つ省略を伝えられます。
―飲用水、電気、ガスの整備状況は、すべて直ちに利用可です。
―ご不明点はありますか?
早くて、専門用語だらけで全く不明笑
質問させないためにそうしている?と思いながら、
―ちょっと待ってください。いくつかあります。
―用途地域の第一種中高層住居とは?
―添付資料がありますが、
と、書類以外にまた冊子が出てきました。
―定義は、中高層住宅に係る良好な住居の環境を保護するために定める地域
大学・病院・500m2以内の店舗・300m2以内かつ2F以下の車庫などに限り建築可能。
15区分あり、上から3つ目で、上のほうが、厳しいそうです。
(一番厳しいのは、公益上必要な建物のみOK、学校や、派出所、図書館とかと、一部の住宅のみ)
―建ぺい率とは?
建築面積÷敷地面積
―容積率とは?
延べ面積÷敷地面積
―道路傾斜制限とは?
道路からとある角度以内は建てることが出来ない
質問を連続でしていると、うっとうしくなってきたのか、
―ここらへんは、ハウスメーカーさんも熟知しているので、すべて引っかからないように対応してくれますよ。
と終わらせようとしてきました。
が、
―ここで、印を押すのだから、すべてしっかり説明してくれないと~
というと、
―はい。わかりました。
と。 態度が明らかに納得してないですね~
そんなことは関係ありません。
高級バックを買えるくらいに儲かっているので、しっかり仕事はしてもらわないと。
―景観法とは?
―外壁の色が奇抜だとダメということです。例えば、ピンクとか。そんなことはしないですよね?
―そういうことですね。
―もちろんです。
―他に質問はありますか?
―無いです。
―次に移っていきますが、取引条件に関する事項になります。
代金としては、総額1000万円。
固定資産税の日割りを日程決定後請求します。
売買契約書に貼りつける印紙代1万円。
あとはまた細かい話です。
―そのほかの事項についてですが、現状渡しになります。この地域は地盤が軟弱なので、地盤調査及び地盤改良は必須になるので、ここはハウスメーカーさんに対応頂いてください。
店長
―ここは、うちになりますね。
―本分譲地内は建築協定を結ばせていただきます。
内容としては、盛り土完成時のGL+20㎝、2階以内の建物
法律上の縛りはないですが、分譲条件を皆様揃えて提供したいので、上記内容でお願いいたします。
―本売買契約は、売主が宅地建物取引業者のため、クーリングオフ制度に該当しますが、宅地建物取引業者の事務所にて売買契約をするため、宅地建物〇〇法〇〇条により、クーリングオフの適用はできません。
ここが一番引っかかりましたね~。
だからわざわざ呼び出したのか~と。
呼んでおいてキャンセル不可とは、都合の良い法律だなとその時思いました。(押し売りを防ぐのが目的だった気がしますが、ただ、向こうの雰囲気を作らせるそのやり方にも疑問。)
―これで一通りの説明が終わりました。サインをください。
書面には、重要事項について説明を受けました。という書面です。
サインしました。
後のページは添付資料という扱いで、
全部事項証明書、周辺の地図と世帯主が書かれた地図、住所、緑地化条例の書面、測量結果、上下水道配管図、地下ガス管の配置図が挟まれていました。
そのまま続いて、今度は、「不動産売買契約書」の説明に入りました。
まず、場所の再確認して、そのあと、値段の再確認し、そのあと、違約金の話になりました。
―違約金は20%となりまして、今回だと約200万円になります。
違約金は売主・買主ともに負わななければならない内容で、例えば、買主(あなた側)がこの契約の後にキャンセルした場合は、約200万円を払いキャンセルすることが可能です。逆に余程無いですが、売主側にも違約金が発生する可能性があり、こちらの都合でキャンセルした場合です。例えば、契約後に、今の売値より高く買ってくれる人が出た場合などは、違約金を払っても効果がみられる場合は、、、普通は信用問題なので、ないですけどね!
数か月たっても売れない土地が高額で売れるか?と思いつつも、とりあえず、可能性話ということで、適当に流しました。
続いて、不動産売買契約事項になります。24条あり、A4の紙5枚にたっぷり文字があり、一つ一つ読んでくれました。が、パナソニックホームズの営業さんがいるので、気にしませんでした。(店長が特に何も言っていなかったので)
そこも一通り説明が終わったら、サインになります。売買契約の締結とのことでした。
そこで現金を渡しましたが、人生初の一本。
銀行封で、100万円が1束になっていますが、土地屋がそのまま受け取ろうとしたので、
―一応確認お願いします。
とつたえ、数えてもらいました。
―姑息なことはもちろんしていませんが、後でなんかあると嫌なので~
―了解です。確認させていただきます。
数えてくれました。 もちろんしっかり有りました笑
お金とサインが終わったら、即退去してくれオーラが半端なかったので、店長とそそくさと帰りました。
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